10月度学習会
- 日時:10月30日(日)13:30~ (菜の花ホール)
- 内容:
- 講演「不登校から8050問題 大切な親のすべきこと」講師:藤江幹子 先生
- 質疑応答
- 講師プロフィール
一般社団法人SCSカウンセリング研究所シニア・カウンセラー、認定心理士、NPO法人KHJ千葉・なの花会理事長/元私立中学高校スクールカウンセラー (共著)新.困った子ほどすばらしい【ハート出版】
講演レジメ
- 不登校・ひきこもりはエネルギーが少ない状態
- エネルギーが上がるためには?
- 不安な状態からから安心の方向へ
- エネルギーが出てきたら(希望⇒ 意思⇒ 目的)
- 80・50問題の人に必要なこと
- 動かすこと、動くことよりもっと大切なことは?
- 愛の貯金を殖やす(愛は貯金できる)
- 肯定的ストローク否定的ストローク
- 陽性のストロークと陰性のストローク
- 条件付きストロークと無条件のストローク
おたより
一昨年(2020年)1月に南房総の地で初めて「ひきこもり家族会」がスタートし、昨年10月には独自のNPO法人として「あわの風」が発足、以来、1年間の活動実績を経て迎えるのが今月30日に行われる第1回目の通常総会です。正会員をはじめ支援者の方々のご協力を仰ぎながら、ようやくたどり着いた一里塚という思いです。
一里といえば、そのむかし街道を旅する道しるべとして1里(約4km)ごとに塚が盛られ、そこにはたいてい樹木が植えてありました。移動の距離を測る目安として、旅人は一里塚、一里塚と、ひとつひとつ追いながら目的地を目指していたそうです。
一方その行き着く果ては「千里」に言い現わされます。「千里の行も足下より始まる」(千里の道も一歩から)「一潟(しゃ)千里」(一気に激しく流れ走る川)「薫風千里」「悪事千里を走る」など。人には、それぞれ目安としての「一里塚」があり、その先に目的地(ゴール)があります。「千里眼」などと言いますが、なかなか自分の行く末を見通せないのが凡夫でもあります。ゆえに、ともかくも「いつか、どこか」でなく、「いま、ここで、私が」と決意して愚直に歩みを進めることを日課にしていこうと思います。
さて、今月の月例会は「不登校から8050問題 大切な親のすべきこと」をテーマといたしました。1周年記念の講演を行って頂きますのは当法人の副理事長でもあり、長年KHJ千葉県なの花会の代表としてひきこもり支援を続けている藤江幹子先生。発足当初から何度も館山での学習会で担当講師お願いしてきました。
皆様のご参加をお待ち致しております。
